ネイチャーワンダーランドを振り返って
- 研究室 石松
- 8月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは!石松研究室 修士1年の田代です。
今回は、愛知県児童総合センター(ACC)にて夏休みから開催しているイベント「ネイチャーワンダーランド2025」について振り返ってみたいと思います。
春にこの企画のお話をいただいてから、私はプロジェクトのリーダーとして約4か月間、「身の回りのすてきをデザインを通して見つける」というテーマを、子どもたちにどのように伝えるかを試行錯誤してきました。
その中で生まれた複数のプログラムの中でも、特にお気に入りなのが「おとネット」です!
「おとネット」は、色鮮やかなPPバンドを用いた糸電話を、真っ赤な塔の内部に張り巡らせたインスタレーションです。音が空間を伝わる様子を糸電話を通して可視化することで、子どもたちが身近な「音の伝達」に気付けるようにしました。また、糸を複雑に張り巡らせ、一目ではどの伝声器とつながっているのか分からない仕組みにすることで、子ども自身が声を出し、試しながら発見していけるよう工夫しました。

裏話ですが、鮮やかなPPバンドで可視化するというアイデアは、1999年の最上環境芸術祭に出展した石松先生のとある作品からヒントを得ています。
つまり、20年越しのセルフオマージュ的な作品でもあるんです。
こういう背景を知っていると、なんだかロマンを感じますね(笑)

実験や制作を進めるにあたり、ACCのスタッフの皆さまをはじめ、先生方や多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。学生という立場では、直接うまくお礼を伝えられなかったので、改めてここで感謝をお伝えさせてください。
児童総合センターの皆さま、企画のお話をいただいたところから、数多くの会議や現地での確認まで、心より感謝を申し上げます。
そして、石松先生も、何度もご相談に乗っていただき、本当にありがとうございます!
また、新しく研究室に加わった後輩たちは、配属早々の慣れない環境でも物怖じせず意見を出し、積極的に行動してくれました。
同期たちは、授業や就活、研究室活動など多忙な時期にも関わらず、明るい雰囲気でこの企画に尽力してくれました。
先輩方は、これまでの知識と経験を活かし、私たち後輩を企画実現へと導いてくださいました。本当に感謝しています。
改めて、関わってくださったすべての方に感謝いたします。
この夏のプロジェクトの経験を通して、子どもたちが少しでも楽しんでくれていたら嬉しいです!
それでは、また!



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